LIFE バレエ

【初心者~中級の大人バレエ】上手なオンラインレッスンの選び方

こんな方におすすめ

  • オンラインレッスンに興味がある
  • レッスンの選び方を知りたい
  • 自分に合った学び方を知りたい

『オンラインレッスンでバレエが習えるの?』

『初心者だけどちゃんとできるのかな?』

など、ちょっと不安になってしまいますよね。

私もそうでしたが・・・やってみて勉強になることが多いです!

数か月以上経ちますが、さまざまな先生の視点から指導を受けて、苦手なところをどう改善すればいいかなど、以前より分かっています。

何よりも、自宅でやれるメリットは、思った以上に利便性が大きく、実際のスタジオレッスンとオンラインで組み合わせるスタイルになりました。

Kaori

バレエ歴25年以上で、大人になってからバレエを再開しました。日本や海外でもレッスンを習い、メソッドによる違いと共通点や大人になってからの身体との付き合い方や上達について教わる側の視点で体験を語っています。

【知っておこう】オンラインレッスンのメリットとデメリット

オンラインレッスンでは、今までに出合わなかったようなバリエーション内容でさまざまなバックグランドの先生が教えています。まずは、オンラインレッスンのメリットとデメリットを知り、活用する際の参考にしましょう。

オンラインレッスンの基本内容

  • バーレッスン
  • センターレッスン
  • 筋トレやストレッチ(ピラティス、ヨガ、バレエ風、有酸素運動など。また、部分的な集中ストレッチや混合タイプ)

メリット

  • 比較的安価である(サイトにより1,000円~)
  • 移動の手間が省ける
  • 自分の都合に合わせやすい
  • 周りを気にしなくてもいいので、初心者でも気軽に受けられる
  • バリエーション豊富な内容もあり、選択肢が多い
  • いろいろな先生がいるので、相性のいい先生を知るチャンスになる

デメリット

  • バレエの雰囲気をつかみにくい
  • 正しく動けているか先生にも見える限界はあるので、自己流になりがち
  • センターレッスンの内容は限定される
  • 個人先生は料金が比較的高め

 

【無料あり】オンラインレッスンは4タイプ

現状は大まかに4タイプに分かれます。有料や無料で、内容も先生のスタイルもさまざま。それぞれの特徴を知って、まずは試してみましょう。

バレエスタジオによるオンラインレッスン

バレエスタジオがオンラインレッスンを行っているタイプ。

スタジオのレッスンをオンラインレッスンでも対応しているタイプです。言うまでもありませんが…すでに習っている方で、所属しているスタジオであれば断然オススメです。自分のクセをよく知る先生が行い、レッスン内容にも慣れているので、オンラインとオフラインの相乗効果が得やすくなります。

 

Youtubeなどによる無料レッスン

バレエに興味があって初めての方は、気軽に始められます。自分のペースでできるところまでやってみましょう。2020年前半から、さまざまなプロダンサーが自分のノウハウを活かした解説やレッスン動画が増えました。

どんな感じか体験してみて、楽しさを感じることは大切です。初心者は、ここから覗いてみるのがおススメです。

 

習い事サイトでの個人先生によるレッスン

習い事サイトのなかに、バレエで登録している先生たちが自分のノウハウや経験を活かしたレッスンを行っています。グループから個人レッスン、初心者からプロを目指す方まで内容もさまざま。いろいろな先生がいますので、相性のいい先生を探しやすいでしょう。

また、自分のタイプに合わせてカスタマイズにも応じてくれる可能性も高いため、初心者も習いやすくなっています自分の克服ポイントや特化したレッスンを必要とする場合も効果的です。

 

オンラインサロンによるレッスン

特定のダンサーやバレエ講師、特定の団体が行っている月額会費制のクローズドで行っているレッスン。youtubeなどSNS経由でメンバーを募っている状況です。レベルに応じた特化プログラム、体作り、相談、会員同士の交流など、総合的なサポートが期待できます。

いずれも主催者の意図や相性を確認したうえで、さらに掘り下げていくために参加している方が多いでしょう。ファンサイト的な要素が強いサロンもあるので、自分の目的に応じて選びましょう。

 

【レッスン内容の選び方】レベルとメソッドに合った内容で選ぼう

実際に選ぶときは、まずはレッスン内容が自分に合っているものかチェックすることになります。

 

自分に合ったレベル

初めて学ぶ方なら、初心者レベルで、すでに学んでいる方であれば自分に合ったレベルで受けましょう。スタジオや先生のカリキュラムによっては、同じ初級でも難易度も変わってきますが、継続できる内容で学ぶことが大切です。

 

学んでいるメソッド

自分のスタジオで学んでいるメソッドを選びましょう。

すでにバレエを始めている方であれば、習っているメソッドの違いによって手や足のポジションやパの違いをご存知の方もいらっしゃるでしょう。

使っている用語の違いやポジションで戸惑ったり、指導を受けるポイントも違ってくるので、同じメソッドで受けることをオススメします。

※日本ではワガノワ(ロシア)寄りメソッドが多いのが現状です。特に、習っているスタジオでメソッドについて聞くことがなければ、このメソッドと考えていいと思います。

 

【先生の選び方】大人バレエで気を付けたい重要なポイント

オンラインレッスンによっては、先生を選択できるタイプや同じレベルのクラスでも選択できることもあります。実際に受けてみなければ分かりませんが、選ぶ際の目安を挙げます。

豊富なレッスン歴をもつ

さまざまな特徴をもった生徒を導いてきた先生は、伝え方のコツや上達に必要なポイントを熟知していますので、安心して受けられます。

 

大人を指導したレッスン歴もあり、大人の身体を熟知している

大人バレエは内容の理解の仕方も身体特徴も子どもとは違ってきます。大人は頭で理解することが多く、また成熟した身体での可動域や負担の大きさなど、さまざまな留意点があります。

実際に大人を指導している先生は、大人の身体に合わせて上達のコツやレベル、ケガも心得ているので安心できます。

 

【必ずすべきこと】体験レッスンを受けよう

必ず体験レッスンを受けましょう!多くのオンラインレッスンで、お試しレッスンとして無料や有料で提供しています。先生との相性や分かりやすさ、またレッスン内容の難易度なども実際に確かめてみましょう。

準備するモノ

  • パソコンやタブレット(画面が大きいタイプがオススメ)
  • 接続できるインターネット(WiFiがオススメ)
  • なるべく広い場所(四方2メートルぐらいが確保できるといい)
  • 締め付けない動きやすい服装
  • 背もたれのあるイス(バーレッスンのバー代用で使う)※キャスター付きは避ける
  • フロアマット(リノリウム、ヨガマットなど) ※なくてもOK
  • 姿見ぐらいの大きさの鏡(フォームチェックのため) ※なくてもOK

体験レッスンでのチェックポイント

先生との相性をチェックする

わりとすぐに相性のいい先生は分かります。同じパ(ステップ)でも、先生によって教え方(伝え方)が違うので、分かりやすさで差が出ます。これは、生徒によって理解の仕方も違ってきますので相性になってきます。また、レッスンを通して、自分なりの納得感や続けてみようかなという楽しさも大切ですので、自分の学ぶ目的とも照らし合わせてくださいね。

デモンストレーションしながら教えてくれる

お手本で実際に踊って示してくれるとかなり理解度は上がります。また、気を付けるポイントやコツも同様です。

フィードバックを繰り返してくれる

なかなかすぐには覚えられないパターンが多いので、根気よく指導してくれる熱意がある先生だと上達度にも差が出てきます。

 

【さらに上達するコツ】苦手を克服する目標設定とオンオフの組み合わせ

バレエの上達には時間がかかります。でも、少しでも上達していくために、やっておくと着実に効果的なコツがあります。ぜひ、取り入れてみてくださいね!

できなかったパ(ステップ)を振り返る

どんなレッスンでも自分でしっかり振り返らない限りは、次回も同じような失敗をしてしまいます。かならず、レッスンで上手にできなかったパの中で、克服するパを決めて取り組みましょう。何が分からないのか考えたり、先生から教わったポイントが腑に落ちるようその場で繰り返してみるのもヒントとなります。

※効果的な独学という近道

自分の苦手なところは、自分が一番実感しているものです。大人は頭で理解することで覚えることが多いので、自分でも勉強を進めることによってコツがつかめてくることも多いでしょう。

実際に読んでみて、分かりやすくて参考になった本をご紹介します。

各ポジションやパの正しい動きを形作る「ターンアウト」。その動きで使う筋肉とトレーニングが図説で分かりやすかったので、必要なトレーニング目標が設定しやすく、レッスンで意識して修正できました。ぜひ、取り入れてみてください。

➤「ターンアウトはできていますか?」を詳しくみる

できないところは積極的にチェックしてもらう

恥ずかしがらないで、できなかった部分は自分から先生にお願いして必ずチェック入れてもらいましょう。何回も失敗しながら取り組んでいる動きで、先生もどう改善すればいいか細かくチェックできます。

ストレッチは毎日する

次のレッスンまでにしっかり身体を準備することは、柔軟性の向上やケガの予防になります。お風呂上りに体幹を鍛えたり、脚をしっかり伸ばして柔軟性を高めておきましょう。ムリのない程度で行ってください

できるならスタジオでのレッスンを組み合わせる

自宅でのレッスンのデメリットはスペースが十分に確保できないこと。当然、センターレッスンの動き、ジャンプ(グランジュテ、アントラッセなど)はできないので、なかなかバリエーションに結び付かないのが残念なところです。

すでに習っている人は、引き続きスタジオでのレッスンの補完する形でオンラインレッスンを利用するのが効果的でしょう。まだスタジオでレッスンを体験されていない方は、こちらも体験レッスンを利用しながら決めていくといいでしょう。

 

まとめ

オンラインレッスンを受けるまでの流れをカンタンにまとめました。自分に合ったレッスンを上手に活用してくださいね。

受講するまでの手順

  • オンラインレッスンの種類を選ぶ
  • レッスン内容を選ぶ
  • (選択する場合は)先生を選ぶ
  • 必要なモノを準備する
  • 体験レッスンを受ける

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